評価・調査事業 (福祉サービス第三者評価)
福祉サービス第三者評価とは、事業者の提供するサービスの質を当事者(事業所及び利用者)以外の公正・中立な第三者機関が、専門的かつ客観的な立場から評価するものです。
第三者評価は、個々の事業所が事業運営における具体的な問題点を把握してサービスの質の向上に結びつけるとともに、評価結果等が利用者の適切なサービス選択に資するための情報となることを目的としています。
<行政監査>
法令で定める最低基準を満たしているか否かについて所轄の行政庁が確認を行うもので、社会福祉事業を行うために最低限満たしていなければならない水準が示されているものです。
<第三者評価>
事業所の提供する福祉サービスの質の向上を目的として、第三者による公正かつ適正な評価を行うことにより、最低基準以上に現状の福祉サービスをよりよい水準に導くものです。
<対内的な効果>
・事業所が提供するサービスの質について、改善すべき点が明らかになります。
・サービスの質の向上に向けた取組みの具体的な目標設定が可能となります。
・第三者評価を受ける過程で、職員の気づき、改善意欲の醸成及び諸課題の共有化が図られます。
<対外的な効果>
・第三者評価を受けることによって、利用者等からの信頼の獲得と向上が図られます。
・事業者のサービスの質の向上に向けた積極的な取組み姿勢をPRすることができます。
※平成30年4月1日より、高齢者・障がい福祉サービス事業所においては「重要事項説明書」に本評価の受審にかかる所定事項を明記することとなりました。
保育所、認定こども園、障害者支援施設、介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)、介護老人保健施設、軽費老人ホーム(ケアハウス)、有料老人ホーム、養護老人ホーム、救護施設、社会的養護関係施設(児童養護施設・乳児院・母子生活支援施設・児童心理治療施設・児童自立支援施設・自立援助ホーム・ファミリーホーム)等 ※原則として、福祉サービス全般となります。
愛媛県において、国が示したガイドラインを基に愛媛県福祉サービス第三者評価事業推進委員会での審議を経て、「愛媛県福祉サービス第三者評価基準」を策定しています。
愛媛県では、14種類の評価基準が策定されています(平成31年2月13日現在)。
(注)最新の情報は、愛媛県保健福祉部 社会福祉医療局 保健福祉課ホームページでご確認ください。
評価調査者は、第三者評価の専門性を確保するため、必要な経験や資格を有し(組織の運営管理業務の経験者及び福祉・医療・保健分野の有資格者・学識経験者)、かつ愛媛県が実施する「評価調査者養成研修」又は全国社会福祉協議会が実施する「社会的養護関係施設評価調査者養成研修」の修了者です。
なお、公正・中立な評価が行われるよう、1件の評価に2名以上の評価調査者が一貫して当たるとともに、評価結果の取りまとめに際しては、訪問調査を行った評価調査者以外の1名以上を含む3名以上の評価調査者の合議により行うこととしています。
① 受審事業所募集 | 問合せ等をいただいた事業所に事務局から事前説明(評価の流れ・手法・料金等)を行った上で、受審申込書を提出していただきます。 |
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② 契約締結 | 受審事業所と契約書を取り交わし、評価料金をお支払いいただきます。 ○評価料金 30万円(1事業所につき) ※下記条件により割引いたします。
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③ 自己評価 | [概ね4週間] 評価機関からお送りする自己評価表等を使用し、自己評価の実施・関係書類の作成及び提出をしていただきます。※利用者等へのアンケート調査の実施は任意ですが、社会的養護関係施設については必須となります。 |
④ 書面調査 | [概ね4週間] 提出いただいた自己評価表や関係書類を基に、評価調査者が書面での調査を行います。 |
⑤ 訪問調査 | [原則2日間] 書面調査と利用者調査(任意)の結果を踏まえ、運営やサービスの実施状況を“聞き取り・視察等”により調査を行います。(原則、連続する2日間) |
⑥ 評価確定 | 第三者評価の公平・中立性を確保するために、取りまとめた評価調査報告を評価委員会へ報告し承認を得ます。 その後、評価結果を事業所へ報告し、同意をいただき、評価確定とします。 |
⑦ 評価終了 | 評価結果を愛媛県に報告し、愛媛県庁のホームページ及びWAMNET上で公開します。 事業所においては、サービスの質の向上につなげてください。 |
次回評価 | 定期的に第三者評価を受審し、継続してサービスの質向上を目指してください。(3年に1度程度の受審が目安です。) |
評価結果は、愛媛県庁ホームページまたはWAMNET(独立行政法人福祉医療機構)からご覧ください。なお、社会的養護関係施設については、全国社会福祉協議会のホームページでも公開されています。
受審申込書 |
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保育所(基本評価項目) |
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保育所(内容評価項目) |
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認定こども園(基本評価項目) |
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認定こども園(内容評価項目) |
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児童館(基本評価項目) |
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児童館(基本評価項目) |
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障がい者・児施設(基本評価項目) |
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障がい者・児施設(内容評価項目) |
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高齢者福祉サービス(基本評価項目) |
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高齢者福祉サービス(内容評価項目) |
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介護老人保健施設(基本評価項目) |
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介護老人保健施設(内容評価項目) |
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救護施設(基本評価項目) |
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救護施設(内容評価項目) |
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児童養護施設(基本評価項目) |
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児童養護施設(内容評価項目) |
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乳児院(基本評価項目) |
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乳児院(内容評価項目) |
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母子生活支援施設(基本評価項目) |
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母子生活支援施設(内容評価項目) |
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児童心理治療施設(基本評価項目) |
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児童心理治療施設(内容評価項目) |
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児童自立支援施設(基本評価項目) |
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児童自立支援施設(内容評価項目) |
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自立援助ホーム(基本評価項目) |
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自立援助ホーム(内容評価項目) |
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ファミリーホーム(基本評価項目) |
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ファミリーホーム(内容評価項目) |
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案内用リーフレット |
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愛媛県社会福祉協議会では、令和5年3月末時点で計251施設(複数回受審施設を含む)の評価実績があります。
主な内訳としては、保育施設(76)、高齢者福祉施設(95:併設型事業所(訪問・通所介護)を含む)、障がい者・児施設(29)、救護施設(10)、児童養護施設(31)・その他社会的養護関係施設(10)です。